親の知らない子の就職活動-サハラマラソンに学ぶ-スタートラインまでたどり着くことが難しい
コーチングブログより
サハラマラソンは、サハラ砂漠を7日間かけて合計250km走るという
「地球上で最も過酷なレース」と言われている競技です。
つまり競技者は、7日分の食料や飲み物、寝袋、炊事道具、衣服など
合計約20kgの荷物を背負いながら、
昼間は50度近くの気温になるサハラ砂漠を走り続けるのです。
競技中に命を落とす人も出るほどの過酷さで、
毎年、全競技者の1割以上が途中でリタイヤしてしまいます。
しかし、驚くべきことに、スタート前にキャンセルする人の数は、
レース中にリタイヤする人の数の10倍もいるそうです。
大雑把に計算すると、
申し込んだ人のうち、実際にスタートする人は約5割。
スタートした人のうち、完走する人は約9割。
この数字だけを見ると、
「スタートからゴールにたどり着く」ことよりも、
「まずスタートラインまでたどり着く」ことのほうが
はるかに難しいことが分かります。
「国境なきランナーズ」のHP http://sv01.ezines.jp/url/1ad5267ed5d79a3ff9bd390ba170b083dde2ca17
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その通り。
スタートラインに立つことが難しい。
資格も申し込んでしまえば、当日会場に行く(お金払っているから)
それがなかなか申し込めない・・
就職活動もスタートラインに立つのが難しい。
スーツ、靴、化粧、髪型、履歴書、交通費・・・
準備しなければならないものが山ほどあります。
たいていに就活できない子たちは、
スタートラインに立てていないことが多いのです。
就職活動を怖いと表現する子たちにとって
就活はまるでサハラマラソンのように感じるのかもしれません。
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