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2011年9月24日 (土)

親子の就職活動-企業は採用実績の出身大学を公表してほしい に同感。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110915/284081/
厳しい就職最前線の裏側を児美川孝一郎さんに聞く(前編)
「企業は採用実績の出身大学を公表してほしい」

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よく見えていらっしゃる大学の先生です。

企業が採用実績の出身大学を公表するのはもちろんですが、
大学も学部学科ごとの就職先の企業名、職種を公表した方が
フェア、です。

そうすれば、大学に入った段階で、
自分はどのあたりの企業にいけるか、の想像ができます。

大学の偏差値で、自分はこのへん、と分かっていたはずなのに、
就職活動になると急に日本一の偏差値の大学と
競う企業を狙って受けまくって、
箸にも棒にもかからず早々に燃え尽きてしまう

「燃え尽きドンキホーテさん」を減らすことができれば
無職のまま大学を卒業する学生は減らせると思います。

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2011年9月20日 (火)

就活ニュース-分けると分かる-「困った!職場の「タダ乗り社員」4種族別駆逐法」の手法に共感

困った!職場の「タダ乗り社員」4種族別駆逐法

フリーライダーを

タダ乗りの方法:怠慢式-略奪式
タダ乗りの影響の仕方:実務的負荷が高まる-精神的負荷」が高まる

の2軸で分類して

ラクチン型
アレオレ詐欺型
過剰自己愛型
暗黒フォース型

の4タイプに分類されています。

その原点となる考え方に「分ける」と「分かる」があるところに多いに共感します。

こういう新人はどうのこうの、という
大学/就活ジャーナリストさんは沢山いますが、
マーケティング的視点で軸をもって語れる人は少ないです。

日経BP社 親子の就活ギャップ では
第13回:学生の迷い―天職・適職論に惑わされる迷い方のタイプ分け―
第14回:学生のリスク―タイプごとに異なるリスクを分析―

では「能力の自己評価」と「プライド」を軸に就活生のタイプを分類しています。
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2011年9月19日 (月)

就活ニュース-「猛暑配慮なく倒れそう」過労自殺社員の両親、運送会社を提訴へ

「猛暑配慮なく倒れそう」過労自殺社員の両親、運送会社を提訴へ

会社は猛暑の配慮をするべきでした。

と会社の問題だけではないように感じます。

ようやくつかんだ正社員の職

ぼろぼろに使い古した担当地域の地図や
商品コードを覚えるための自作の単語カード・・・

社会人としてついていこうとするすっごい頑張りを見ると
フリーター時代はもっと苦しかったのかもしれません。

もうフリーターには絶対もどりたくないと
必死に歯をくいしばっていたのかも知れません。

大学後の進路、不況、企業の労務管理、上司のマネジメント・・・
複合的な問題を含んでいます。

秋めいてきて、あの猛暑を忘れそうな今だからこそ
忘れてはいけないニュースのような気がしています。

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2011年9月17日 (土)

親に知らせるキャリア教育-社会人になれる「程度」の能力を大学で身につける?-その「程度」に違和感あり

最近、学生のデータを読んでいて気になる言葉があります。
大学でどんな能力を身につけたいかという問いに

・会社でやっていける程度の知識能力

・大学院に進学できる程度の学力

・生きていくのに困らない程度の知識

という答えが目に付くようになりました。

程度って、最大を100とすると、合格ラインの75くらいを目指しとこうか
という印象を持つのは私だけの価値観なのでしょうか。

社会になれる能力
社会人になれるだけの能力
社会人になれる程度の能力
社会人になれるための能力

言葉尻だけで、ずいぶん印象が違います。
当事者意識が見えるというべきでしょうか。

高校受験や大学受験は、「合格程度」でよかったかも知れませんが
社会人は、「程度」じゃすまないと思うのです。

いや、降格しない「程度」の働きでよいって?

この「程度」の使い方、違和感ありませんか??

20110915_2

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2011年9月 9日 (金)

親の就職活動-コメント返し-卒論をケータイで書いてしまう「86世代」

親子のニュース-卒論をケータイで書いてしまう「86世代」
https://shushoku.air-nifty.com/parents/2010/05/86-a3dd.html#comments

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内容:
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「86世代は、ケータイのテンキーを驚くべき速さで打つ一方、PCのキーボードはほとんど打てない世代ともいえます。」
この記述はデタラメであるといえます。
私はちょうど86世代なのですが、サンプルとして同世代の友人100人ほどを調査しても、論文やレポートを携帯を用いて記述している人は皆無です。

このような記事を書けば私たちの評価はより下がり、就活にも悪影響を与えるでしょう。

特殊なサンプルを、あたかもそれが普通のことであるように記述することは避けられたほうがよろしいでしょう。

率直な感想を言わせてもらえば、勝手な価値観を押し付けているブログに思えます。
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NoNameさん

良かったです。あなたの周りがパソコンを使える人で安心しました。

メール添削に携帯から打ってくる学生や、
パソコンからメールできたとしても、名前も書いてなかったり、
本文なし、署名、件名などが「ちゃんと」できない学生に
毎年指導をしています。

NoNameさんが
ちゃんとできる人ということが分かったので、ほっとしました。

そのストレスを原動力に、NoNameさんの良さ、強さを
就職活動に正しく、まっすぐに、ぶつけてください。

負けない
めげない
逃げない

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2011年9月 5日 (月)

親の就職活動-ニュース-商店街活性化と若者の就職難を解決する方法(大阪府)

シャッター通り、夢の一石二鳥 若者開業で商店街活力…脚光

ショッピングセンターの台頭や後継者不足から
商店街の“シャッター通り”化が進む中、
若者の就労支援と商店街活性化の一石二鳥を狙った
大阪府の事業が脚光を浴びている。

思うように就職できない若者が府の支援を得て
商店街に店舗を開業する試みで、
若者らは開店準備から取り組んで積極性や責任感を獲得。

軌道に乗り始めた事業は、商店街に活力を与え始めた・・・

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これを支援しようとする大阪府がすごい。

起業してみようとする若者もすごい。

久しぶりに本質に近い雇用政策だ。

でも・・・

写真に映っているのが女子だけなのが、気になる。

雇用政策

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親の知らない子の就職活動-サハラマラソンに学ぶ-スタートラインまでたどり着くことが難しい

コーチングブログより

サハラマラソンは、サハラ砂漠を7日間かけて合計250km走るという
「地球上で最も過酷なレース」と言われている競技です。

つまり競技者は、7日分の食料や飲み物、寝袋、炊事道具、衣服など
合計約20kgの荷物を背負いながら、
昼間は50度近くの気温になるサハラ砂漠を走り続けるのです。

競技中に命を落とす人も出るほどの過酷さで、
毎年、全競技者の1割以上が途中でリタイヤしてしまいます。

しかし、驚くべきことに、スタート前にキャンセルする人の数は、
レース中にリタイヤする人の数の10倍もいるそうです。

大雑把に計算すると、
申し込んだ人のうち、実際にスタートする人は約5割。
スタートした人のうち、完走する人は約9割。

この数字だけを見ると、
「スタートからゴールにたどり着く」ことよりも、
「まずスタートラインまでたどり着く」ことのほうが
はるかに難しいことが分かります。

「国境なきランナーズ」のHP http://sv01.ezines.jp/url/1ad5267ed5d79a3ff9bd390ba170b083dde2ca17

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その通り。

スタートラインに立つことが難しい。

資格も申し込んでしまえば、当日会場に行く(お金払っているから)
それがなかなか申し込めない・・

就職活動もスタートラインに立つのが難しい。

スーツ、靴、化粧、髪型、履歴書、交通費・・・
準備しなければならないものが山ほどあります。

たいていに就活できない子たちは、
スタートラインに立てていないことが多いのです。

就職活動を怖いと表現する子たちにとって
就活はまるでサハラマラソンのように感じるのかもしれません。

20110905

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