親子の就活-データ-不況なのに不安は希望企業に入れるか?
学生の78.4%は「就職活動、苦戦しそう」
2011年4月入社を希望する学生は、これからの就職活動をどのように見ているのだろうか。レジェンダ・コーポレーションの調査によると、「苦戦しそう」と回答した人は78.4%にも達し、調査を開始した2007年から3年連続で増加していることが分かった。一方「特に心配していない」という人は10.4%で、3年連続で減少。「前年調査時はリーマンショックから日が浅く、まだ景況感も不透明な状況だったが、今年は本格的な不況感を目の当たりにした学生の声が色濃く反映した」(レジェンダ・コーポレーション)としている。
就職活動において最も不安に思うことを聞いたところ、「希望する会社に就職できるかどうか」と回答した人が最も多く32.4%。しかし昨年対比で見ると、3.7ポイント減少した。一方、次いで多かった「内定が1社ももらえないかもしれない」は同7.3ポイント増の32.0%。「内定獲得に向けて学生の焦燥感もより大きくなっていることがうかがえた」(レジェンダ・コーポレーション)http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/10/news040.html
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まだ、勘違いしていますね、学生は。
大学受験と就職活動は違うのです。
「希望の大学に入る」という感覚の延長線上に
「希望の会社に入る」という錯覚があるように感じます。
その感覚の源には、
「自分が選べる」という優位な意識が潜在的にあります。
確かに、
ランドセルの色も好きな色を選んだし、
携帯電話の機種も待ち受け画面も、呼出音も・・・
全部自分が好きなように選んできました。
でも、おかしいんですよね
大学受験の時は、
A・・頑張ったら入れる大学
B・・現状で大丈夫な大学
C・・安全圏の大学
って、戦略的に練ってきたはずなのに。
企業選びのときは、A!A!A!と
ドンキホーテのように、
戦いを挑んでいるように思うのは、私だけでしょうか。
過去、先輩たちと内定を勝ち取ってきた経験から行くと、
希望企業!とか第一志望の企業!とか言わず、
「内定」を取ることを最優先に
A、B、Cで戦略的に受けて欲しいのです。
私は子ども達には、
未就職のまま卒業させたくありませんから。
企業の希望はないのかって?
大丈夫、ありますよ。
内定を複数社取ったら初めて、
希望する会社を選ぶ権利が得られるのです。
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