親子の就労意識-働く-あまたつさんに学ぶ社会人像
企業リストを作ろうというと・・・
超有名なSクラスの企業ばかりをリストアップ。
漫画家になりたい・・
イラストレータになりたい・・
コピーライターになりたい・・
商品企画がやりたい・・
学生たちの夢を応援したいものの、
夢の実現の可能性と、社会人としての成長の期間も理解させなくては
卒業式をフリーター候補生として迎えることになってしまいます。
正社員の仕事を確保し、
漫画コンペで、入賞して、「先生」と呼ばれてからデビューしてもいいんじゃない?
このところ、こんな説得が続いています・・・。
==========
「ごきげんよう」に特ダネの「天達(あまたつさん)」が出ていて、気象予報士になったきっかけをききました。
気象予報士になる前は、
海沿いののファミリーレストランで10年近く働いていて、
天候の違いで、来客数やオーダーに差があり、
食材の発注に頭を悩ませていたんだそうです。
余剰発注をしないためにはどうしたらいいか?
という問題意識から
→毎日天気予報をチェックしてから出勤する
→天気予報ははずれるから自分で勉強して予測したい
と思ったのがきっかけだそうです。
それでも、気象予報士の試験は難しかったようです。
最初は小数すらわからず、
小学4年生の算数ドリルを立ち読みし、
中学の地理を勉強し、
高校の物理をやり、やっと7回目で合格できたそうです。
もちろん、ファミリーレストランでの仕事は続けながら、です。
これが社会人なんだなぁと思いました。
自分のお店でもないのに、
夢中になって取り組むと、
自分の道が開けてくる・・・これが社会人の面白さなんです。
デザイナーの学びを、毎日のブログに活かしてもいい
イラストの趣味で、同人誌を作って、WEBで売ってもいい
音楽は好きでいいし、演奏していていい
仕事をしても、自分の好きなこと、
やりたいことが奪われるわけでは決してないのです。
そう考えたら、仕事選びの幅は
もっともっと広がるはず。
勝負は今決まっているわけでもないし
入社した会社や1日目の部門や仕事で決まるわけでもないんだよ
「何よりも、
正社員として働いて欲しい」
そんな保護者の皆さんの思いを子ども達に伝えるために、
”説得に使える人の人生”をメモっている毎日です。
| 固定リンク
「○就職塾向日葵の親心」カテゴリの記事
- 親子の就職活動_大人はこどもの前でカッコつけなきゃならんでしょう(2016.06.18)
- 親子の就職活動_おそろしゅうて、一人一人と向き合えんばい(2016.06.12)
- プレジデント「志望校に落ちた子」の親は「残念臭」を今消せ は、大学受験でも、就職活動でもいえます!(2016.03.05)
- 親の就職活動-コメント返し-卒論をケータイで書いてしまう「86世代」(2011.09.09)
- 親の就職活動-就職塾向日葵がユニフォームで指導する理由 (2011.05.16)
コメント