親子の就労意識-仕事選び-ウェルかめに見る親子の就職活動2
「おねえちゃんのなりたいものは編集者なんよ」
とやりたいことを振りかざし、
「私は、お父さんみたいにスポーツには詳しくないから無理」
と、これから働く職場での可能性を広げることもせず
(スポーツだって今どきのファッションだろう、と言いたい)
無職で実家に戻っているのに、
「世界の最先端をゆく、ファッション界をリードするような
編集者になりたいんよ・・」
と、20年後になれるかなれないかどうか分からない
「人がうらやむ夢を叶えたカッコイイ自分」
を、今日、今、欲しがる、NHKウェルかめの主人公に、
もし私が親として声をかけるとしたら、何とかけるか、考えました。
「好きなことをやりなさい」でもなく
「あなたが納得するまでやりなさい」でもありません。
「私が、20数年間、あなたを育ててきて、
あなたに教えたことは、
ファッションや編集に関するものだけじゃないと思うんだけど」
と言おうかな、と思います。
あなたの生きてきた中で経験してきた全てのことが、
仕事で結びついていく、というのが、私の持論です。
編集者を目指すなら、その手腕を持って、
あの「自分に負けるな 芋に勝て」を社訓に掲げるあの会社の
広報、IR、宣伝を改革することが出来たら、
徳島の有名人になれる
↓
徳島の有名人になったら
芋社長にスポンサーになってもらって
徳島発信の雑誌を発行する
↓
徳島発信の雑誌が軌道に乗ったら、
敏腕女編集者として、ファッション雑誌やブランドを手がける
↓
注目を集めて
世界をリードする編集者になる
・・・・
こんな「亀」みたいに実現に時間のかかるキャリアステップじゃあ、
今ドキの大学生は、振り向かないかめぇ~~
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