« 親子の就活-働く-子どもの周りの大人の言葉 | トップページ | 親子の就労意識-働く-セレブになるためのキャリア教育 »

2009年10月 6日 (火)

親子の就活-仕事選び-NHKウェルかめに見る親子の就活1

NHKウェルかめの主人公は、今、まさに就職活動中。
この主人公には「大学生の就職活動心理」と同じものが描かれています。

---あらすじ---------
マニフィーク誌の廃刊によって編集部をクビ(正しくは正社員ではなかったため、契約破棄)になった波美(倉科カナ)。どうしても編集者になりたいと東京で出版社回りを続けるが、すべて不採用。加代(羽田美智子)の勧めもあり美波町に帰るが、医学部に通う果歩(岩佐真悠子)ら同級生の活躍を聞き気持ちが乱れる。そんな時、鳴門金時の会社の社長秘書の話が持ち上がり・・・
http://www9.nhk.or.jp/asadora/welkame/story/story002.html
------------

おねえちゃんのために
アルバイトを見つけてきた弟に対して
「おねえちゃんのなりたいものは編集者なんよ」

娘のために、昔の雑誌をひっくり返して
自分と縁のある編集社の名刺を探し当てた父に対して
「私は、お父さんみたいにスポーツには詳しくないから無理」

契約を切られ、新たな就職活動も不合格になり、
無職で実家に戻っているのに、

世界の最先端をゆく、ファッション界をリードするような
編集者
になりたいんよ・・」

このセリフを言うのです。



大学4年生の冬が近づいているのに

「学びを活かす仕事がみつからない」
「やりがいのある仕事かどうかわからない」

と言っているイマドキの大学生の「症状」と似てます。


さあ、ウェルかめは
商工会の会長さんの紹介で、社長秘書の面接を受けることになりました。

前の晩、お母さんは、主人公に言います。

「夢をあきらめて、切り替えるのもいいと思うんよ」

あ=あ。
いっちゃった。
違うと思うな~そのセリフ。

夢をあきらめる、あきらめないじゃないんじゃないかな~
夢はいつか叶うもの
いつか叶うと思っているから、頑張っていける、と私は思うんですけど。

その「いつか」を、目の前の会社の入り口、
ピカピカの入社日の肩書きに求めるようになった頃から
何か、おかしくなってきているのだと、思うのです。



これで主人公が、この頑固なこだわりを貫いて
「出版社」なるものに入社してしまうと、

また日本の若者は、勘違いしてしまうなあ、

はあ・・・

と午後から大学3年生の就職ガイダンスを控えている私は思うのでした。


いずれにしても
きっと、明日のウェルかめ、なんか騒動になりそうですよ。


↓今日のランキングは?↓
にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ人気ブログランキングへ

|

« 親子の就活-働く-子どもの周りの大人の言葉 | トップページ | 親子の就労意識-働く-セレブになるためのキャリア教育 »

○親が知らない子の就活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 親子の就活-仕事選び-NHKウェルかめに見る親子の就活1:

« 親子の就活-働く-子どもの周りの大人の言葉 | トップページ | 親子の就労意識-働く-セレブになるためのキャリア教育 »