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2009年9月24日 (木)

親子の会話―企業選び-お前の好きなように、の本心

お前の人生だから
お前の好きなところで
お前の好きな会社で
お前の好きなような仕事をしなさい


と言われている学生はどのくらいいますか??


(挙手・・・教室の8割が手を上げます)

----------------蝶よ花よと育てた子には思いがある

学生たちは気づいていません。

その言葉は、
親の本心ではないことが多いのです。




好きなところで、と言っていたから、
「地元を離れて東京で就職活動する」と言ったら、
そんなお金はださないから、と言われた


好きな会社、と言っていたから
「こんな会社が第一志望なの」と話したら
「そんな会社の名前、聞いたこともないからやめなさい」と言われた


好きなように、と言っていたらから
大学の学びとは違う航空系を受けたいと言ったら
「そんな仕事のために今の大学に通わせたのではない」と言われた


という話はこれから、ゴロゴロ出てきます。


親が「好きな」という時には、以下の事が考えられます。

=====================

①親の希望を伝えたら、子どもを縛るのではないか
 (子の自由を尊重している親でいたい)

②親の希望を最初に言ってしまうと、子どもが行動できなくなるのではないか
 (だからころあいを見て、後から言おう)

②親の希望を子どもがわかっている、という自信がある
 (当然、選択してくれるのを期待している)

=====================



お父さん、お母さんにお願いです。


「働いて欲しい場所はここ」
「こんな企業に入ってくれたらいいなと思う企業はここ」



と正しく、今日の気持ちとして伝えてあげてください。


言葉にしてあげないと
子どもも、どんな期待にどのくらい応えればいいのか
わからないのです。


どうせ何いったって聞かないから、といわずに。

今が、チャンスです。



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