キャリア教育-逃げたい自分、ズボラな自分に勝てそうな気になる話。マシュマロ実験。
マシュマロ実験、って知っていますか。
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「マシュマロ実験」(wikiより)
スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェルが
1972年に実施した,
子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性の実験。
子どもは、気が散るようなものが何もない
机と椅子だけの部屋に通される。
机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。
実験者は
「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、
私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら
マシュマロをもうひとつあげる。
私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」
と言って部屋を出ていく。
1人だけ部屋に残された子どもたちは、自分のお下げを引っ張ったり、机を蹴ったりして目の前の誘惑に抵抗した。小さな縫いぐるみのようにマシュマロをなでたり、匂いをかぐ者もいた。目をふさいだり、椅子を後ろ向きにしてマシュマロを見ないようにする者もいた。
映像を分析した結果、
マシュマロを見つめたり、触ったりする子どもは結局食べてしまう率が高いこと、
我慢できた子どもは目をそらしたり、後ろを向いたりして、
むしろマシュマロから注意を逸らそうとする傾向があることが観察された。
実験に参加した者のうち、
我慢してマシュマロを食べずにいられた子どもは1/3ほどであった。
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興味深いのは、このあとで・・・
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1988年に追跡調査が実施された。
その結果は、
就学前における自制心の有無は10数年を経た後も持続していること、
またマシュマロを食べなかった子どもと食べた子どもをグループにした場合、
マシュマロを食べなかったグループが周囲からより優秀と評価されていること、
さらに両グループ間では、大学進学適性試験(SAT)の点数には、
トータル・スコアで平均210ポイントの相違が認められるというものであった。
2011年にはさらに追跡調査が行われ、この傾向が生涯のずっと後まで継続していることが明らかにされた。
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あー、私なら絶対食べちゃったな、
なんだ、もう4歳の時に人生決まってんじゃん
と思うなかれ。
我慢できるかどうかは、
子どもは目をそらしたり、後ろを向いたりして、
むしろマシュマロから注意を逸らそうとすることができたかどうか、だけ。
「将来のより大きな成果のために、
自己の衝動や感情をコントロールし、
目先の欲求を辛抱する能力」
というマシュマロ実験の話を知っているだけで、
ズボラになりそうな自分を律して
我慢強くなれそうな気がするのです。
どうですか???
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