国家資格_キャリアコンサルタント_更新講習_学んだことと行動目標その1
国家資格キャリアコンサルタント の講習@Zoomを受けました。。
テーマは「メンタルヘルスに問題を抱えるクライエントの対応」です。
●考えたこと
メンタルヘルスに問題を抱えるクライエントの理解の仕方、接し方について、
クライエントの病理や、症状、病理性について「サイン」を中心に理解を深めることができました。
中でも印象に残ったのは「クライエントは苦しんでいる」という言葉です。
妄想や幻聴であったとしても、
本人には本人なりの理由があって、苦しんでいる
とするならば、苦しんでいる状態のまま、
そのまま、まるごと、受け止めることができているだろうか、
という疑問がわいたからです。
普段、私は、キャリア教育や就職支援で若年者と接しているせいか、
心のどこかで、自分の理想や願望と比較したり、
あるべき姿に導きたいという思いが生じてしまいます。
例えば「親のプレッシャーが辛い…」という話を聞いた時、
どう考えたら、それを「プレッシャー」ではなく
「期待」としてとらえることができるか、と考えてしまいます。
吐いた言葉にとらわれて
メンタルヘルスに不調をきたしてしまう前に、
気持ちを切り替えたり、
思考を変換したり、
視座を高めたり、
視野を広げたり、
メンタル疾患を予防する「言葉」を共有することはできないだろうか、
これが私が抱えるテーマだからです。
でも、その子が吐いた「プレッシャー」という言葉を
そのまま、まるごと、「苦しんでいる」状態として受け止めることに
もっと丁寧に時間を割いてもよいのではないか、
と感じることができたことが、今日の気づきでした。
●行動目標
キャリアコンサルティングを行う中で、受容・共感・傾聴は基本ですが、
「言葉で返して共有する精度を高めたい」という目標ができました。
クライエントの発話に対して、
「こういうことなんですね」と返した時の「言葉の精度」です。
「そうなんです!」とクライエントにとって承認された、と感じることだったり、
「あ、そうなんだ」と自分の理解を深められたり
「そういう考え方もあるんだ」と見え方が変わったり。
以前、「話を聞くだけなら、話したくありません」と学生に言われたことがあり
今なら、その子にどんな言葉をかけられるか、いつも自分に問いかけます。
その言葉の精度を上げることを
大学低学年のキャリア教育における「言語技術」の重要性 につなげたいと考えます。
メンタル的につらいことがあった時、すぐ相談できるとは限りません。
つぶやいて、だれかを攻撃しても自分のメンタルは楽になりません。
なぜだろう、どうしてこう考えたのだろう、自分で自分に問いかける質問力
としての言語技術を高めることが、メンタルヘルスの予防になると考えます。
講師の先生からの問いかけ
「キャリアコンサルタントとして、何をしたいか、何ができるのか」
への答えになったでしょうか。
国家資格_キャリアコンサルタント_更新講習_学んだことと行動目標その2
へ続く
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