就職活動-こころがまえ-仕事でのやりがいと成長を感じる瞬間ってそんなもんなのかあって学んだ「建国記念の日」
2月のある日、高校の先生が言いました。
「いいか『建国記念日』じゃないんだぞ。
正しくは『建国記念の日』って言うんだ。」
その先生はとっても忙しい人でした。
主任とかじゃあなかったはずなのに、
スケジュールやら、会議の資料やら、
あらゆる雑用がその先生に集まっていたようで
職員室に行くといつもワープロで何かを作っていました。
その先生が続けました。
「去年まで、
何でこんな自分ばっかり忙しい思いをするんだろうって
正直思っていたんだ。
毎年、毎年、学校の年間スケジュールとか作らされて
面倒くさいって思っていたよ。
でもさ、去年やった仕事って、早くなるんだよ。
それでな(ニヤリ)
今年、学校の年間スケジュールは○○先生が作ったんだけど
間違い見つけちゃったんだよね~
正しくは「建国記念の日」なんだ。
○○先生が知らないことを、自分は知っているわけだ。
仕事は大変だったけど、自分は成長したなぁって思ったよ。
仕事のやりがいとか成長とかってそんな小さいところなのかもしれないな。
よし、授業始めるぞ=。」
その日の授業がどんな内容だったかは、忘れてしまったけど
正しい「建国記念の日」という表現
と、
「雑務」が力になるということ
そして
「仕事における成長の実感は小さい」
のだということだけは大人になった今も覚えているんですよね。
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