kure-anさんからのコメントにお返事を書きます。
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はじめまして。大学2年生の者です。
ご自分の会社に「さん」づけして呼ぶのには何か理由があるのですか?
ガイダンスで実際に聞いてびっくりしました。
自分に敬称をつけるのは非常識であると思うのですが…
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kure-anさんからの文章を読んだ時、あるシーンがよみがえりました。
それは、私がこの仕事で、
いっちばん初めに行ったガイダンスが終わった後のことです。
ガイダンス後、教室に残って動かない女子学生に近づくと
彼女は私の顔をまっすぐに見つめて言いました。
ひまわりさん、
私が何の仕事に向いているのか
わかるんですか・・・
自分の進路と適性に悩み、苦しみ、
迫り来る時間に焦り、
自分の未来、将来と初めて向かい合った彼女は
その張り裂けそうな胸のうちを、
大粒の涙をボロボロ流しながら、
やっとの思いでこの言葉にして吐き出したのでした。
実は、株式会社向日葵の会社名の由来は、
いつも明るくニコニコという意味ではありません。
学生を「太陽」と位置づけて、
就職塾向日葵は、ずっと学生を追い、
見つめ続けるという意味がこめられています。
辛くて、逃げたくて、怖くて
今にも溺れそうな学生たちが一本の藁をもつかむ思いで
発した第一声が「ひまわりさん」でした。
この時、就職塾向日葵は「ひまわりさん」になったのだと思います。
母親が子どもの前で自分の事を「おかあさん」というように、
先生が教室の中で、自分の事を「せんせい」というように
就職塾向日葵は、学生や先生、職員さんに呼ばれる通りに
その信頼を絶対に裏切らないという約束の意味もこめて
私たちの事を「ひまわりさん」と呼ぶようになりました。
今、2年生のkure-anさんには「非常識」に映ったかも知れませんね。
kure-anさんが卒業までの1年半で、
ご自分の進路を真剣に考え、向かい合い、
必要とされる知識能力を身に付け、
夢に向かっての最初の壁を乗り切った時、
きっと、この思いを共有してくださる「存在」になると信じています。
kure-anさんのおかげで、
就職塾向日葵の初心を思い出すことが出来ました。
ありがとう。
ひまわりさんは、kure-anさんを待っています。
では、また来週の講座でお会いしましょう。