就職活動-NHK日本の、これから「就職難」に見えた大人の視点-その1大人が一緒に働きたくない学生
NHK日本の、これから(12月25日放送)「就職難」
非常に濃い討論番組でした。
副大臣、企業、教員、教授、職員、親、評論家、就職サイト・・
未内定学生、内定学生、大学院進学予定、高校生・・
きちんと関係者をくまなくあつめた演出に、まず好感。
では、どうしていくべきか・・・
という議論がもりあがる中で、
一人だけ、自己保存の本能で孤軍孤立する学生が居ました。
「学生のせいにしないでください」
「でも==」
「ぼくたちの責任じゃないんですから」
みんなどうしたらいいか
という方法論に入っていても
「自己責任って逃げやめてくださいよ」
と自分は悪くない、被害者だ、と他責の一点ばり。
あげくの果てに
大人の会話をさえぎって
「ほら、そういう上から目線」
企業の会長、人事、評論家と誰彼となく
真っ向から喧嘩を売ってしまいました・・・。
100歩譲って演出ならいいのだけれど・・・
あの現場に居た大人、全員が、
彼が持つ最大の弱点である「ブラインドの窓」に気づいたはず。
収録の後、彼に声をかけ
フォローし諭してくれた大人は居たかしら・・・
目の前の、彼のような学生を救うことが、
何よりの「就職難」対策なのだから。
就活中の4年生と言う彼、本当に心配です。
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